真’sゲーム&ホビー掲示板
10月はハレーが生まれたスレ - 真
2024/10/01 (Tue) 07:56:31
ハレー彗星を発見した、イギリスの天文学者です。
エドモンド・ハレーって言うんですね。時期的には17世紀から18世紀の人。日本の江戸時代になります。
イギリスのグリニッジ天文台の2代目台長を務め、王立天文官の称号を持っています。
グリニッジ天文台は、本初子午線で有名ですが、当時は大航海時代で、海図を描くのに基準となる位置座標を決めるための天体観測が必要だったようですね。
当時の船乗りたちは、星の位置で自分たちのいる海域を知ったそうですから、航海と天体観測は密接に結びついていた、と。
まあ、現在のGPSも、人工衛星からの電波を受信して位置観測するシステムだから、星と地図・海図は密接につながっているということか。
ともあれ、ハレーの功績は意外と大きくて、星を観測していただけじゃなくて、人口統計学と年金サービスについての論文を書いたり、潜水鐘という潜水道具を考案したり、イギリス海軍の艦長として海図作成に貢献したり、結構いろいろやってる人なんだな、と。
で、ニュートンの議論仲間で、ニュートンが凄い発見をしたのに、お金がなくて本を出版できないから発表できない、という事情を聞くと、代わりにお金を出して、彼の発見を世間に知らしめる援助をしたというのが凄い。
つまり、ニュートンが科学者として不動の地位を占めるようになったのも、それを助けたハレーのおかげとも言えるわけで。
なお、この10月はノーベルが生まれた月でもありますが、たぶん以前に書いたこともあると思うので、名前は有名だけど、業績の多くが広く知られていないハレーさんを見つけることができたので紹介。
偉人の影には、別の偉人あり、との関係性も面白いな、と思いながら、今月のスレ立てです。
ブンブンジャーもそろそろ宇宙に飛び出しそうなので、ハレーさんのネタもつながるかな、とか。
感想云々については、次回以降で。
Re: 10月はハレーが生まれたスレ - 真
2024/10/04 (Fri) 23:11:52
感想モードです。
★ガヴ
1ヶ月かけて、さすらいの主人公がライダーとして戦う動機を確定させたり、グラニュート社会の背景などの紹介がなされたながれ。
次回は、2号ライダー・ヴァレンの初変身にして、今後の人間関係や物語の基盤が提示される回になりそう。
ともあれ、近年のライダーにしては珍しく、変身者の正体が味方にバレていないという状況で、ショウマがいつ仮面ライダーと分かるのかのドラマに期待。
ヒーローの正体バレのドラマが面白いのは、ニチアサでは、ドンブラザーズ以来かな。
正体を知らないまま、日常ドラマを展開していて、事件が起こると、急用ができたとかで失踪するパターンが久々に見られるのか。
それとも、あっさり正体バレするのか?
主人公の日常生活も安定することを願いつつ。
★ブンブンジャー
1ヶ月の辛抱を経て、ようやく玄蕃さんがチームに戻ってくる流れになりそうですな。
1人では敵に勝てないことが分かった後、死に場所を求める孤高のファイターになろうという心のうちを読み取ったかのように、同じオレンジヒーローにして、正体は人外の怪人だというトッキュウ6号先輩に説得される形で、チーム復帰。
その後は、宇宙活動可能な新フォームと新メカによるパワーアップ、と盛り上がる流れに。
一方、マッドレックスのドラマも気にしつつ。ディスレースの傀儡状態から脱却できるのか。
★量子レス
自分も量子と素粒子を混同していた感じですね。
とりあえず、大きさで言うなら、量子<素粒子<原子<分子で、量子が一番小さいのは間違いないのですが、
素粒子の定義が割と大雑把で、「原子よりも小さいものを全部まとめて素粒子と定義する」とか、「原子も素粒子扱いする」とか、「素粒子の中に量子は含まれるか否か」で、結構、意見がバラバラ。
結局、素粒子とされるものが一番種類が多く、電子や光子や、未発見の重力子(グラビトン)や、何ちゃら粒子と呼ばれるものがいっぱいある。
この辺は70年代から90年代のSFロボ物で大人気ですな。
マジンガーZの光子力ビームとか、ガンダムにおけるミノフスキー粒子とか、メガ粒子砲とか、
ブラックホールの力で相手を倒すロボのパイロットが、「この重力子崩壊の前では、何者も逃れることはできません」と決め台詞を言ったのは90年代。
一方、量子がフィクションのロボアニメで使われるようになったのは、自分が知る限り、21世紀に入ってから。
もちろん、理論はそれまでにあったのでしょうが(自分が量子という概念を知ったのは、89年に大学で教養課程で学んだ時だし)、むしろ素粒子という言葉を後から知った。
素粒子は、原子よりも小さい物質単位で、
量子は、そもそも物質と定義づけられない、物と波の二面性を帯びた状態。観測によって、物になったり、波になったり、不鮮明なものって理解です。
アニメだと、2006年の『ゼーガペイン』と、2007年の『ガンダム00』で、初めて量子という概念をテーマにしていたと記憶します。
で、今、改めて調べると、こんな感じですな。
http://ruijianime.com/main/tag_search_easy.php?tag%5B%5D=168
ゼーガペイン以前にもあったけど、ロボアニメじゃないから、自分の観測視野には入ってなかったようです。
まあ、いずれにせよ、量子テーマのアニメは21世紀からという認識で、間違いなさそう。
順番としては、大学の理系で量子力学を学んだ人が、SF小説で書く→そのネタをラノベなんかでも分かりやすくネタとして料理する→それをアニメの脚本家が取り入れる、という伝播の順番があるんじゃないかなあ。
そして、世間一般のSF好きは、アニメになってようやく認知する人が多いとか。
で、アニメでブームになった際に、マニアックな人は「今ごろ世間が量子力学に追いついたか」と10年前に知っていたなどと、偉そうに言うとか。
なお、アニメに至ろうと思えば、制作スタッフの上の人が、そもそも量子力学の基本を理解していないといけないだろうし、そこに至る前に、マニアックな若手脚本家が企画を立てても、上がその面白さを納得するまでは話が通らないんだろうなあ、と。
ある程度、量子について語っている分かりやすい作品が認知されてこそ、アニメの企画も通るようになる、ということで、
先鋭的なSF小説→分かりやすくしたラノベ→アニメという順番を辿るのかな、と。
まあ、先に洋画でブームを起こすというのもあるかもしれないけど、量子テーマで流行った洋画は思いつかないですな。
一応、アベンジャーズのアントマン絡みで、近年、見た記憶がありますが。
ネタとしては、これぐらいかな。
Re: 10月はハレーが生まれたスレ - シゲ
2024/10/09 (Wed) 23:46:27
天才っぷりが他ジャンルに渡る人といえばレオナルド・ダ・ヴィンチが思い浮かびますが、いるもんなんですね他にもそういう多彩な人って。
羨ま……っと
エドモンドハレーのことは知らなかったけど、人知れず文化の発展に大きく貢献していたんですね。
誰かの大きな発見を世に知らしめる手助けをするというのも、何気にすごい貢献ですよね。
マックス・プランクが当時無名だったアインシュタインの論文の重要性に気付いて支持しなければ誰にも注目されることもなく埋もれてしまい、数百年は発展が遅れていたかも知れないですもんね。
>とりあえず、大きさで言うなら、量子<素粒子<原子<分子で、量子が一番小さいのは間違いないのですが、
量子が最小なんですね。
素粒子がこの世界での最小単位なんだと思いこんでいました。
この辺りって調べても答えがハッキリしてないっていうか、自分の理解が足りてないゆえに曖昧に見えるのかわかりませんが明確にこうだから違うんだって解説してくれている情報が見つからないんですよね。
素粒子ってのは明確に物質の最小単位なんだけど、量子が意味わからないですね。
物質やエネルギーの最小単位とか書かれていたり。
なんとなく光のようなものが量子なんだろうなってイメージですね。
>量子は、そもそも物質と定義づけられない、物と波の二面性を帯びた状態。観測によって、物になったり、波になったり、不鮮明なものって理解です。
まさにこれ、なのかは理解力のなさ故に判断できないですけど、電子や光子が素粒子と言われたり量子と言われたりするのがややこしさに拍車かけてる感ありますね。
> ゼーガペイン以前にもあったけど、ロボアニメじゃないから、自分の観測視野には入ってなかったようです。
ボクも知らないですね。
リストの半分はタイトルも知らない感じ。
結構知らない作品てあるんだなぁ。
★ガヴ
新しい居場所は結構気合の入ったセットになっているのでさすらい生活はここで終わって定住になりそうな予感?
正体バレで出ていくパターンがどうなるのかが今後の見どころですかね。
新ライダーはベルトだけでは実現できず、改造人間となりました。
なんか昭和ライダーに退化した印象が拭えないんだけど、ファン的には燃える展開でしょうか。
★ブンブンジャー
トッキュウジャーがゲストで出てたけど、完全に記憶から欠如してましたね。
最初に志尊くんが顔出してくれれば即思い出せたのに。
でも人の記憶って不思議なものですね。
すっかり忘れてると思ってるのに1つのきっかけでいろんな事が思い出せたりするんですから。
線路の怪人の「さあ行くんだその顔を上げて」のセリフで銀河鉄道999をめっちゃ思い出したり(笑)
とりあえずあの余裕のないゲンバさんはあまり見たくないから早く戻って来てほしいですね。
Re: 10月はハレーが生まれたスレ - 真
2024/10/16 (Wed) 11:06:22
10月に入って、だいぶ涼しくなったなと思いながら、季節の変わり目で体調不良にならないよう気をつけつつ。
特に、朝方が冷えるので。
>誰かの大きな発見を世に知らしめる手助けをする
発見した本人は、自分の発見したものがどれだけ凄いのか、客観的には分からないケースもありますからね。
天才の発見を理解するだけの才人がいてこそ、世に業績が広まる、と。
仮に天才小説家がいても、彼の文章を編集する人がいて、本にしてもらえなければいけないだろうし、
天才マンガ家がヒットした背景に、名編集者がいることはよく知られています。
最近亡くなった鳥山明さんにとっての鳥嶋さんとか。
で、その鳥嶋さんのプッシュしたマンガ家に桂正和さんがいて、来週から彼をメジャー化したヒーローコミック『ウイングマン』が実写ドラマ放送されます。
https://www.tv-tokyo.co.jp/wingman/
深夜の特撮ヒーロー作品として力が入っている感じなので、プッシュしておきますね。
★ガヴ
今後のショウマは定住生活で、普段は何でも屋のアルバイト生活ですね。
ブンブンジャーのピンクもそうですけど、普段はアルバイトしながら、連絡が入るとヒーロー仕事に駆けつけるってのが、今の旬かな。
一方、敵側もブラック企業で、闇バイトとか麻薬めいた闇菓子とか、悪の組織の描写が現代風?
敵視点では、バイトが次々と何者かに消されているから、最近、闇菓子作りが滞っていて、上司が乗り出してくるって展開。
ブンブンもそうですけど、職業要素を日常ドラマに盛り込んでいるのが、今期の流れかな、と。
で、今回は2号ライダーのヴァレン登場が旬ですけど、ガヴとお互いの正体は明かさないようにしよう、と話し合いながら、無駄な対立は避ける方向で話を進める。
最近は、あっさり正体を明かして、共闘するか、生き方が違うと言いながら対立煽りするイヤミキャラとかいて、「正体は隠しているけど、共通の目的は持っているので、当面は邪魔をしないように別行動」と腹を探りながらの会話シーン(格好良さを決める建前と、感情むき出しの本音を描写したコント風の演出)が笑いました。
そして、初めてガヴとヴァレンの名前で自己紹介する。この名付けの過程も笑った。
チョコレートさん→チョコはやめろ、俺の名は……カカオとか関連ワードがいろいろ浮かんで、ヴァレンタインから→ヴァレンだ、ヴァレンと呼べ。
そして、カッコ良く名乗ってから、「結局、チョコレート絡みかよ」と自己ツッコミする。
この情緒不安定さが見ていて楽しいです、絆斗さん。
何だかんだ言って、ガヴ先輩と呼んだりしながら、仲良く付き合って行ける……のかな?
で、ショウマはバイトでドジを踏んだりしながらも、上司の女史から頭ごなしに怒られることはなく、「仕込みが足りなかったから、研修期間を設けよう」とサポートしてもらえる。
ハピバレは、ブラックじゃない、と。
でも、変身後のガヴのグラニュート退治は順調に進む。
一方、前回、初変身したヴァレン(まだ弱い)は、いきなり幹部お姉さんに対面して続く、というハードモード。
ガヴのハード期間は終了して、ヴァレンの方に過酷タイムが巡ってきた模様です。
一方、ペンキぶっかけられた幸果さんのアンハッピーな状況も気になりつつ。
>昭和ライダーに退化
しばらく、改造手術のシーンはなかったですからね。
最近は、庵野監督の「シン仮面ライダー」もあって、昭和レトロがいろいろブームになって来ています。
何しろ、来年が昭和100年になりますし、新幹線60周年とか、宇宙戦艦ヤマト50周年とか(しかも庵野監督が「シン・ヤマト」をやるって発表したし)、
昭和推しが時流かな、と。
ガヴについては、逃亡者要素を強調した1号ライダー、記者要素を取り入れた2号ライダーなど、昭和ライダー要素を取り入れつつ、日常シーンが今風ですね。
燃える展開というか、今はまだ「おお、そう来たか。脚本家、分かってるな」って感覚ですね。
なお、この脚本家は結構、ハードな設定で主人公をイジメてきます。ライダーでは、ウィザードの人なので、表面的な明るさに反して、過酷な過去持ちで、感情のアップダウンが激しくなりそう。
以前は、じわじわ過酷さを流し込んでいく感じでしたが、今回はもう序盤からいきなりですね。
あとは、CG満載のポップな見た目の技で戦うガヴに対して、泥くさい肉弾戦重視なヴァレン(銃ライダーなのに)の戦闘スタイルの対比がいいかなあ、と。
ともあれ、ガヴよりもヴァレンの方に燃え要素を感じています。
★ブンブンジャー
玄蕃さんが、再び、「私自身を調達」して帰って来ました。
そして、新装備のジャケットも調達。
あと、退場したマッドレックスさんが、いい味を出してくれましたな。ここまで格好いい再生怪人も久しぶり。
うまく、玄蕃さんの帰還を後押ししてくれたし。
次回、敵組織の首領が登場して、ブンドリオの過去掘り下げも行われるみたいですね。
元ハシリヤンの重鎮だったという噂が流れていますが、果たして?
今度は、ブンドリオの離脱があったりするのか?
まあ、ブンドリオが離脱すると、ロボの販促展開が困るので、あっても1、2話で帰って来そうですけど。
玄蕃さんみたいに、帰還まで1ヶ月半を要することはないはず。
ともあれ、次回は新メカ登場で、チャンピオンを目指す展開に。
いよいよ、宇宙にってことで。
Re: 10月はハレーが生まれたスレ - シゲ
2024/10/23 (Wed) 21:21:04
涼しくなったのはいいけど気温差毎日結構激しいので注意しないといけませんね。
>『ウイングマン』が実写ドラマ放送されます。
ウイングマンはボクも一応見るつもりでいます。
ティザーは何度か見てるのに肝心のいつ始まるかチェックしてなくてまだ見ていないのですが、幸いYouTubeで1話配信されていたのでゆっくりチェックできて助かります。
動画サイトに慣れてしまうとリアルタイムにチェックするのが億劫になってしまって仕方ないですね^^;
★ガヴ
で、今回は2号ライダーのヴァレン登場が旬ですけど、ガヴとお互いの正体は明かさないようにしよう、と話し合いながら、無駄な対立は避ける方向で話を進める。
お互いの正体は明かさないようにしよう、ということのようですが、お互いいつバレてもおかしくないような状況でもありますね。
そんなわけでわりとすぐバレて敵対、和解の流れが来ると予想。
最近の傾向に乗っかり過ぎな予想ではありますがω
まぁまだどうせ仲間増えていくんだろうしみんな身バレ無しってのは無理がある気もするので。
サチカさん、ギャルっぽいキャラは好きじゃないけどスタイルいいし可愛いですね。ちょっと好みかも。
まぁリタカニスカには及ばないんですけど。
スタイルいい人のパンツルックってホント好きω
> 最近は、庵野監督の「シン仮面ライダー」もあって、昭和レトロがいろいろブーム
そういえば最近リバイバル作品多いですね。
ウイングマンもそうだしブーム……来てるんでしょうか?
ボクとしても好きな作品が新作として見られるのは嬉しい気持ちはあったんですけど、
ランキングとかみてもうる星やつらもるろうにもあまり成功したって感じには見えないイメージ。
時代劇なるろうにはともかくとしてボク的には昭和感はなくして令和時代に生きてるキャラたちって思い切ったほうが良かったと思います。
までも難しいですよね。下手に変えると原作改変で叩かれるし……
でもドラえもんやコナンが続いてるのって時代を感じさせる演出を出来るだけ出さないようにはしてるんだろうけどやっぱり令和に生きてるキャラになってるからと思うんですよね。
> なお、この脚本家は結構、ハードな設定で主人公をイジメてきます
ウィザードってそんなハードでしたっけ?主人公爽やかイケメンで闇堕ちもなくてボク好みの話だった気がするけどもあストーリーとか覚えてないな……
ヒロインの女の子より女刑事さんがめちゃくちゃ好みだったのは覚えてますω
★ブンブンジャー
> 玄蕃さんが、再び、「私自身を調達」して帰って来ました。
玄蕃さんが戻ってきたら今度はビュンディと相方の長髪君が抜けちゃいましたね。
順に抜けていくパターン?それはないか。他のメンバーは結束固そうだし。
なんとなくあの二人が抜けても玄蕃さんほどのインパクトはないですよね。
なんというかまだ仲間として馴染んでる感じじゃなかったし。
メンバーもあまり気にしてない感じに見えたのはバトル挟んで視聴者的に頭の隅にやっちゃったからか……
Re: 10月はハレーが生まれたスレ - 真
2024/10/29 (Tue) 23:40:58
来週は駅伝でニチアサ放送が延期なので、その後の展開の方に期待を寄せつつ。
★ガヴ
>ウィザードのハードさ
敵のファントムが、人間の心を絶望させてファントムを生み出すのが目的という点で、犠牲者をじわじわ心理的に痛ぶる作風でした。
で、主人公が絶望させないように、指輪をはめさせて「俺が最後の希望だ」と言って、救いを与えるのですが、主人公自身が過去において絶望しかけて、何とかドラゴンと契約することで、魔法使いになったという。
絶望に打ち勝てば、魔法使いになり、絶望に負けるとファントムになる。
そして、敵の白い魔法使いの目的が、娘のコヨミを復活させるために、魔法使いを増やして生贄にする儀式を敢行するのが目的で、自分の分身にワイズマンを名乗らせ、ファントムを生み出すように暗躍させながら、実は魔法使いを増やすのが目的、とマッチポンプな企てをしていた。
で、終盤、コヨミが自分を復活させるための父親の所業を拒絶し、自らを犠牲にする選択をとって、主人公の晴人も、父親の笛木も絶望したりする中で、
古の魔法使いの仁藤が世界を救う立役者になったり、かなり混迷した終わり方だったな、と。
で、ガヴですが、敵の目的が「犠牲者を絶望させること」から一転、「犠牲者をハッピーにさせることで、甘いお菓子の材料にする」というイヤラしいドラマ作りに。
敵の目的が、単に人を殺すとかじゃなくて、感情を操作する心理劇みたいな形なので、ドラマが重くなるわけですな。
なお、前作は「ケミー集めが主人公の目的」で、敵の目的は「ケミーの力を使って、黄金郷を作ったり、世界を改変すること」。
また、主人公サイドで、ケミーを集めて危険な存在として封印することが錬金アカデミーとかスパナの目的だったのに対し、主人公は「ケミーは悪くない。悪いのは人の悪意だ。自分は人とケミーが調和して友だちになれる世界を作る」みたいなことを言って、
最後は本当に「ケミーの世界」を丸ごと錬成したという大物錬金術師の話で終わった、と。
あと、戦隊の方のブンブンジャーは、「人に悲鳴を上げさせて、そこから発生するエネルギーのギャーソリンを奪うこと」。人を殺してしまうとギャーソリンが奪えないので、基本的には大規模な破壊活動は行えず、苦魔獣も愉快犯的な嫌がらせしかしない、と。
まあ、いかに悲鳴を上げさせるか、と迷惑な悪行をするかで、絶望とか人を食べるとか、そういうことはしない。
何にせよ、重い話をそうと感じさせないよう、主人公を明るく軽く振る舞わせることは、ライダーあるあるかな、と。
で、今回の話は、前回でメインキャラ3人の立ち位置が定まったので、サブライターに交代しての陽性ハロウィン回。
敵が、子どもを狙って来るってことで、その子どもの夢を応援したりする絆斗の話と、自分自身が精神年齢・子どもなので、お菓子をねだるショウマの話を別々に。
そして、メインゲストの女の子が幸せそうな表情でお菓子を食べようとしている背後から、グラニュートが……というシーンでつづく。
ちょっとホラーっぽい引きですが、子どもを狙うのは許さない的なヒーローっぽい後編になるんでしょうな。
これで、子どもが闇菓子にされて食べられると、キツい話なんでしょうが、そこまで重くはなるまい、と思います。
★ブンブンジャー
ブンドリオの過去話から、ハシリヤンのボスが登場して、最終決戦への流れができた感。
そして、今期のボスであるディスレースとの決着が、新メカおよびメンバー全員の熱い絆の力で、盛り上がって終わりました。
これで玄蕃さんの因縁も無事に解決し、8月末からのメンバー分裂の危機が一段落しましたな。
で、スッキリした気分で、一週お休みの後、次の話は……ええと、ゼンカイジャーに登場した界賊ツーカイザーの妹フリント役の娘がゲスト出演で、2人めのブンピンクになる、ですと?
で、その後、年末に向けて、あの宇宙海賊のゴーカイジャーとのコラボ回が待っているらしいです。
ゴーオンジャー、トッキュウジャーに続いて、旧作OBが出て来て、話を盛り上げてくれるのは、期待したいところ。
ハシリヤンが銀河警察とツルんでいるって情報が出たので、警察が当てにならない世界観ってことは、海賊が心強い味方になる感ですな。
★ウイングマン
今夜が2話めですが、1話めが変身して、怪人(シードマン)と対決するところで、続いた、と。
だから、アクションが楽しみなわけですが、
1話めの感想としては、主役の健太の部屋の玩具やポスター、それに会話の端々に見られるヒーロー好きな面をコミカルに楽しみながら、
ヒロインとのラブコメ交じりのアクション活劇を楽しめたらいいな、と。